3-2. PHP基礎②多次元配列と演算子
前回は変数とは何ぞということと、変数を横並びにくっつけて配列をつくることをしてみました。 ほんとどうでもいいことなんですけど、ちょうどたこ焼きを食べてる時に「もしや変数というのは、中身のたこが文字列や列ってことか!」とひとりで興奮してしまいました。#どうでもいい
今回は多次元配列と演算子ってどんなもんのがあるの?というのを書いていきます。
【目次】
1. 多次元配列
1-1. 2次元配列をつくってみる
2.演算子をまなぶ
2-1.演算子ってなんだ
2-2. 算術演算子とは
2-3. 代入演算子とは
2-4. 比較演算子とは
2-5. 論理演算子とは
1. 多次元配列
1-1. 2次元配列をつくってみる
2.演算子をまなぶ
2-1.演算子ってなんだ
2-2. 算術演算子とは
2-3. 代入演算子とは
2-4. 比較演算子とは
2-5. 論理演算子とは
1-1. 2次元配列をつくってみる
前回エラーがでてしまい断念してふて寝しました。なんでやー!とコードをみると、ちょんちょんが1個なかったという凡ミスが原因でした。くそっ。リス大先生にのっとって、3目並べ(3×3の升目に○と×をならべる)の進行を追跡したい場合を考えます。
<?php
$oxo = array(array('x', '', 'o'),
array('o', 'o', 'x'),
array('x', 'o', '' ));
echo $oxo[1][2]; ?>
なんとなく数IIIC的な、そういうのに似てるな。形が。笑$oxo = array(array('x', '', 'o'),
array('o', 'o', 'x'),
array('x', 'o', '' ));
echo $oxo[1][2]; ?>
結果として、[1]2行目の[2]3番目をよびだせといっているのでXがでます。
イメージとしては、こんな感じ。
2-1.演算子ってなんだ
演算子とは数計算やストリング、比較、論理に関係する命令式のことを言います。 ここでは4つ、演算子を紹介していきます。2-2. 算術演算子
足したり、引いたり、かけたり、わったり、普段も使うような数値の計算で使用します。演算子 | 意味 | 式例 | 式の詳細 | Aが8の時の結果 |
---|---|---|---|---|
+ | 足す | $A+3 | $Aに3を足す | 11 |
- | 引く | $A-3 | $Aから3を引く | 5 |
* | かける | $A*3 | $Aに3をかける | 24 |
/ | 割る | $A/2 | $Aを2で割る | 4 |
% | 割った余り | $A%3 | $Aを3で割ったあまりを求める | 2 |
++ | インクリメント(1を足す) | ++$A | $Aに1を足す | 9 |
-- | デクリメント(1を引く) | --$A | $Aから1を引く | 7 |
『++』と『--』が出てきた途端、おおう?となりますが1回おぼてしまえば楽勝です。
2-3. 代入演算子
字から想像するに値を変数にわりあてるときにつかうイコール的なやつです。+と=がセットになってるやつあるとちょっと焦りますが、とりあえず=がついてたら代入演算子です。
演算子 | 意味 | 式例 | 式の詳細 | Aが8の時の結果 |
---|---|---|---|---|
= | 代入 | $A = 5 | $Aに5を代入 | 8 |
+= | 足した結果を代入 | $A += 5 | $Aの値に5を足した結果を変数$Aに代入 | 10 |
-= | 引いた結果を代入 | $A -= 5 | $Aの値から5を引いた結果を変数$Aに代入 | 3 |
*= | かけた結果を代入 | $A *= 5 | $Aの値に5をかけた結果を変数$Aに代入 | 40 |
/= | 割った結果を代入 | $A /= 2 | $Aの値を5で割った結果を変数$Aに代入 | 4 |
.= | 連結(別章にてお勉強) | $A .= $B | $Aの値に変数$Bの値を結合した結果5を変数$Aに代入 | 別章にてお勉強 |
%= | 割った余りを代入 | $A %= 5 | $Aの値を5で割ったあまりを変数$Aに代入 | 3 |
それならA=A+5とかにすればいいんではと思うんですけど、 なんだか回りくどい感じがするが、きっといいことがあるんだろう。。
2-4. 比較演算子
右辺と左辺の値を比べるときに使用するときに使います。 ある変数が特定の値に達したかとか、ある設定値よりも小さいかとかその結果をTRUE、FALSEで表示されます。なんか小学校か中学校の算数を思い出します…
演算子 | 意味 | 式例 |
---|---|---|
== | 左辺は右辺に等しい | $A ==4 |
!= | 左辺は右辺に等しくない | $A !=4 |
> | 左辺は右辺よりも大きい | $A >4 |
< | 左辺は右辺よりも小さい | $A <4 |
>= | 左辺は右辺に等しいか、右辺よりも大きい(以上) | $A >=4 |
<= | 左辺は右辺に等しいか、右辺よりも小さい(以下) | $A <=4 |
=と==は注意ですね。 =が1個だと代入演算子で、=が2個だと比較演算子で忘れないようにせねばです。
2-5. 論理演算子
こういう定義だとTRUEなの?FALSEなの?という時に使います。なので、論理演算子は比較演算子の結果を組み合わせて使います。たとえば…
『もし時刻が12PMより後で、2PMより前なら、ランチにする』⇨『今1PMだからランチする(TRUE)』のようなコードを書くときに使います。
演算子 | 意味 | 式例 | 式の詳細 |
---|---|---|---|
&& | かつ | $j == 3 && $k ==2 | 変数$jが3かつ変数$kが2ならTRUE |
and | かつ(&&より優先順位が低い) | $j == 3 and $k ==2 | 同上 |
|| | または | $j < 3 || $k >10 | 変数$jが3より小さいかまたは変数$kが10より大きいならTRUE |
or | または(||より優先順位が低い) | $j < 3 or $k >10 | 同上 |
! | 否定 | !($j == &k) | 変数$jと変数$kが等しくないならTRUE |
xor | 排他的論理和(execlusive orの略) | $j xor $k |
xorがなんか難しいオーラが漂ってますが、どちらかの値がTRUEの時にTRUEを返し、どっちもTRUEかFALSEの時にはFALSEを返します。 AでもBでもいけるしいけないみたいなときはFALSEという…これ迷子案件かもですが、とりあえずそういうもんだと落ち着かせます。
次回は、変数についてもう少し掘り下げて勉強していきます。 いじょー